連休前半は天気が良いとのことで、足利市近辺の城を巡ることにしました。
が、前日まで雨、当日も朝は霧雨が降っており、決行すべきか迷ったのですが、到着する頃には好天となっていました。昼頃には真夏のような暑さとなり、汗だくで登山するはめになりました。
また、直前まで降っていた雨のせいで山道がぬかるんでいるところが多く、足を取られて大変な目に遭いました。
ただ、今回訪問した城はどれも遺構が素晴らしく、また行ってみたいと思わせる城ばかりでした。
1.川島氏館(高松城)
2.中里城
3.岩井山城(勧農城)
4.足利氏館
5.足利陣屋(+足利学校)
6.尻無山城(助戸新山城)
7.両崖山城(足利城)
しかも、個人宅?ちょっと中を探索する勇気はありませんでした。
2.中里城(詳細はこちら)
ここも足利市への途上にあります。
住宅地の真ん中にあるのですが、堀や土塁が良好な状態で残っており、ここに館があったことがよくわかります。ただ、ここも私有地だそうで、中までは入りませんでした。
近くの宝福寺には、中里城主 柳田伊豆守の墓塔がありますので、ここまで来たら必見です。
3.岩井山城(詳細はこちら)
足利長尾氏の初代景人がここに居城を築いたのが始まりとのことで、遺構はあまり確認できませんでしたが、なかなかの歴史を感じさせます。
4.足利氏館(詳細はこちら)
今回の目玉の一つ、日本100名城にも選定されている足利氏館。今は鑁阿寺というお寺になっていますが、綺麗な方形の堀が取り囲んでおり、四方の門も復元されていて、非常に美しい状態です。
本堂に安置されている賓頭慮尊者。ちょっと目が怖いです。
5.足利陣屋+足利学校(詳細はこちら)
大門跡に建つ石碑、陣屋の説明看板、井戸跡、移築大門などが町の各所に点在しているので、それらを探して結構歩きまわりました。
これは、藩主の井戸跡。ここも個人宅の庭先にあります。
折角なので、近くにある足利学校跡にも足を伸ばしてみました。ここが一番の観光名所なのか、かなりの観光客が。しかも、学校のイベントなのか、地元の女子高生らしき方々が大正浪漫的なコスチュームで客寄せをしていました。
近寄って写真を取るわけにも行かず、遠くからシャッターを押すにとどめました。
6.尻無山城(詳細はこちら)
地図には助戸新山城として大きく掲載されているのですが、大した遺構も見つからず、城址碑や説明板すら見当たりませんでした。何かあるかも、と思って道無き道を彷徨ったものの、蜘蛛の巣だらけ、泥だらけとなりさんざんな探索でした。
7.両崖山城(詳細はこちら)
両崖山は、いかにも岩山といった感じで、むき出しの岩を登っていく感じです。ただ、それほどキツい登山ではなく、結構高齢の方々もいっぱい登山していました。足利市街が一望でき、非常に素晴らしい登山道でした。
頂上に、かつての足利城本丸があります。
遺構はあまり残ってはいませんが、説明看板なども充実していて、非常に楽しめました。
8.金山城(詳細はこちら)
最後に、隣の群馬県にある金山城へ。ここも日本100名城の一つです。
ここはとにかく遺構が素晴らしいですね。
これでもかというくらい石垣が多用されていて、石垣ファンにはたまらない場所でしょう。
有名な日ノ池。近くには月ノ池という対の池もあります。
麓に「金山城ガイダンス施設」というやたら立派な建物がありました。ちょっとお金かけ過ぎでは?という気もしますが、金山城も結構観光客が多く、観光での町おこしに力が入っているということでしょうか。
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